2009年7月3日金曜日

おくりびと

先日のブログで書きましたが、「おくりびと」観ました。
いい映画でした、感動しましました。

主人公が夢を追って生きていながら、自分に限界をつくっていて、ある事をきっかけに夢を捨ててしまいます。
そこから新たな人生が始まるのですが、この始まり方、新しい仕事との出会いが面白いね。
人の死に関る仕事から多くの事に気づき、学ぶ・・・・・そしてお金に対する価値観も説いています。

この映画から私は、人は生きている間は生態で、尊い存在だが、死を迎えた瞬間に死体となり汚れた存在になる
だから、遺体に関る仕事は、汚れている。(お坊さんも言っていた)
そんな価値観を奥さんを通して、友人を通して、社会を通して表現していました。
そして、ある場面では、死とは新たな門を通る瞬間であると表現されていました。
凄く意味深く、いい場面でした。

職業は、修行であり、業であります。
そして、全ての職業が歴史的に社会に必要とされ存在しています。
社会に不必要な職業、仕事は、歴史によって抹殺されます。

この映画では、社会が必要としている職業を蔑視する事の愚かさも教えています。
自分の周りは全てがお客様、全てが協力者、全てに感謝が必要ですね。
日本には、本来仕事は修行である
この考え方が有ったはずです。
何か、おかしくなっていますね。
だから、仕事をしているのにうつ病を始め様々な病気になるんでしょうね。
私の会社は、そんな会社には絶対にしたくないですね。
学べる、修行できる会社にしたいですね。