大阪の私の親友より紹介された詩です。
『 神様の足跡 』
ある夜、私は夢を見た。
夢の中で、
私は神様とともに浜辺を歩いていた。
空には、
私の人生のさまざまな場面が走馬灯のように映し出された。
そのそれぞれの場面で、
私は二人分の足跡が砂浜についているのを見た。
ひとつは私のもの、そしてもうひとつは神様のものだった。
驚いたことに。(神様の足跡が私のそばに常にいてくれている印だった)
私の人生の中で足跡が一人分しかない時があることに気がついた。
そして、それは人生でもっとも暗く悲しい時期ばかりだった。
私は神様に尋ねた。
「神様、あなたはおっしゃいました。
一度私があなたについていくと決めたなら、
あなたはずっといっしょに歩いてくださると。
しかし、私が辛く悲しい時期に、
砂浜には一人分の足跡しかありませんでした。 私がもっともあなたを必要としているときに、
どうして私をお見捨てなられたのですか 」
すると、神様は答えておっしゃった。
「一人分の足跡しかなかった時期には、
私はお前を背負って歩いていたのだよ 」
-メアリー・スティーブン-
(1936年、14歳の時の詩)