2009年11月15日日曜日

映画を観た

休みの日の事務所は、静かです。
非常に落ち着く私の場所と時間です。
久しぶりに映画を観ました。
感染列島という映画です。
鳥インフルエンザを題材に社会的背景と人との繋がり、生きている意味と価値について描かれたいました。
これは、あくまでも私の感覚ですけどね。(^-^)
そして、決断についても究極の場面で描かれているので、涙が出ました。

この映画で一番心に残ったのは、
「明日、地球が滅びるとわかっていても、あなた(私)は、りんごの苗を植えることでしょう」
こんな言葉です。
今の中小零細企業の経営者の心情を語っているようですね。

人間は面白いもので、成功するかも知れないのに、出来ない、やれない、失敗する理由を考えて、明日の自分を育てません。
出来ている、頑張っている自分があるのに、自分は出来ていない、自分は頑張れていないと、自分の成長を認めません。
私もその一人ですけどね、(^-^)
最近、明日の事ばかりに不安を抱いて、種をまく、苗を植える事ができていないような気がします。
行動すれば良いのに、行動できない自分にイライラしていたりしますね。
この映画は、いい映画だったな。

日本人は、本来、農耕民族で、明日大雨が降り洪水が起こるかもしれない
今年は大干ばつで、稲を植えても枯れてしまうかもしれない。
収穫前に、台風が来て、全てをなぎ倒してしまうかも知れない。
そんな明日があるのに、田んぼを耕し、稲を植え、雑草を取り、水を管理して、米を取っていた民族なんですよね。
欧米人は、明日台風が来て、食料が無くなれば、隣の地域へ奪いに行けばよい
狩をして、牛を食べれば良い。
そんな民族ですね。

日本人の持つ本来の力、生き方、考え方が忘れられてるのかな??